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2011年3月31日開催:空家・空地問題研究部会06コアメンバー会議
街なか研究会 空家・空地問題 研究部会


講師
 5回まで行ってきた空空研、今後の会の進め方、記録の作成などについて話し合います。
 コアメンバーでなくても参加できます。

(担当:木村 晃郁)
 東日本大震災の被災者に対して、街なかの空家を仮設住宅として提供すべしとの緊急提言を行うこととしました。
 また、10月頃を目処に中間報告を行うこととしました。

 参加者: 12名
2011年2月26日開催:山口県地域づくり機構ぶらたん「長崎新町+笹山町」
講師
◎長崎新町
 藩制時代は一帯に長崎村が拡がりその中心は厳島神社あたり、市制をひいた頃(明治22 年)は市域外で、長崎新町はそこから変遷を経て分かれました。文永時代には蒙古襲来にそなえて唐防司(日本側の軍事基地)が置かれてその地から落ちる水と湧き水による大歳川 が今浦湾にそそいでいました。茶山通りから少し奥に入ると曲がりの多い 混沌とした臨場感のある“迷宮の路地”が見られます。
○ローカルエッセンス(付近含む)
茶山通り・茶山病院址・唐防司址・旧茶畑・大歳川址 他
◎笹山町
 皿山が“笹山”と転じた地名で皿山と呼ばれた山や1830 年頃まで“焼き物の窯”がありました。茶山は昔 茶畑の他に人形屋も多く皿山(笹山)の土を使い「茶山人形」を焼き 端午人形 として出荷し各地で有名、入江が奥に延び茶山口には船がつけられて豊前田には遊郭がありました。山側は“おだやかな生活の路地”、国道付近は歓楽街の“ざわめきを感じる路地”と 多彩な界わいの表情 が見られます。
○ローカルエッセンス(付近含む)
豊前田通り、歓楽街、遊郭址、谷・茶山口のお地蔵さん・稲荷座址・紅葉稲荷 他

(担当:山口県地域づくり機構:si@chikikou.com)
 
 参加者:   名
2011年2月24日開催:空家・空地問題研究部会05「都市における空家、空地の増加構造」(仮)

松本恭治氏


講師 松本 恭治氏
(元高崎健康福祉大学大学院教授)
 松本さんは、昨年3月まで、高崎健康福祉大学大学院で教鞭をとっておられましたが、その間に、北関東の諸都市で異常な発生を見ている空マンションの実体を 調査し、都市の崩壊現象としてとらえ、様々な場面や論文で警鐘を鳴らしてこられました。それ以後も、空家問題についての研究を続けられ、「超高層マンショ ンはどこまで増えるか」、「高齢化・人口減少時代の都市・住宅問題について」等の研究論文を精力的に発表しておられます。
 今回は、松本さんの最近の研究成果を踏まえ、空家・空地問題についてお話しいただきます。

(担当:司波 寬)
 人口構造や世帯構成、地域の居住性向など精緻なデータ解析のもと、地域・都市別に空家がどのように発生してくるのか。まるで、歩くコーホート分析。特に、群馬・高崎については詳細にレポート。空空研の今後の活動に大きな示唆をいただきました。

 参加者: 17名
2011年2月16日開催:山口県地域づくり機構ぶらたん懇話会「門司港 路地の魅力」

路地の達人 内山昌子氏
ゲスト 内山昌子さん
(門司港観光ホテルアドバイザー・朝日カルチャーセンター講師)
●ゲストの話題提供
テーマ:門司港「路地の魅力!」
 変わり行く門司港の風景を後世に残すために写真や水彩画で記録し、皆さんにご案内もしています!。地域を愛し、誇りや課題意識を持つことが大切です!。
●内山昌子さん と語ろう!
●新地町+今浦町 をもっと知る!ワークショップ

(担当:山口県地域づくり機構:si@chikikou.com)
 
 参加者:   名
2011年1月28日開催:空家・空地問題研究部会04「空き地、空家の外部不経済について」



講師 渡辺 英樹氏
(国土交通省土地・水資源局 土地利用調整課 課長補佐)
 国土交通省の「空き地、空家の外部不経済について」のレポートを中心にお話しいただきます。

(担当:木村 晃郁)
 国土交通省で行った全国の自治体へのアンケート調査結果をご報告いただくとともに、全国での空地・空家対策の事例をご紹介いただきました。
 また、ダン計画研究所の吉野さんに、富田林市における有限責任事業組合(LLP)を活用した空家利用の事例をご紹介いただきました。

 参加者: 17名
2011年1月22日開催:山口県下関『路地ぶらたん』路地歩き:新地町+今浦町



主催 山口県地域づくり機構
新地町+今浦町エリアの魅力発見!楽しい路地歩き
◎トピック
 ・知らなかった?!、厳島神社の逸話!
 ・新地に由賀神社 社殿あり!、本宮は岡山瑜伽大権現に?!
 ・古地名“石屋の浜”の由来、その後は?!・・・。
  ・竹崎、新地の間で昔から影の薄い今浦?!
 
 

 参加者:   名
2010年12月14日開催:街なか研&路地協合同忘年会
「超洒落の代官山あるきのあと、超安の居酒屋に沈みます」

ヒルサイドテラス

夜のヒルサイドテラス

恒例忘年会に突入
講師 野口 浩平氏(代官山ステキ総研副理事)
 年末恒例の、街なか研究会と全国路地のまち連絡協議会との合同忘年会の
ご案内です。

 今回は、いつものメンバーの活動圏域の重心を考慮し、場所は中目黒とします。
お洒落な代官山を5時に出発し、旧山手通りからヒルサイドテラスを横目にみて、西郷山公園から山の手通り方面にくだり、大熊豪邸を見学したあと桜で有名な目黒川沿いをあるき、中目黒駅周辺の再開発ビルを見上げ、目黒銀座商店街を抜けて東横線のガード下をくぐり、会場に6時に着きます。

 なお、7時まで生ビールは1杯100円です。

(担当:高尾 利文)
 
 代官山ステキ総研副理事の野口浩平さんに、無茶ぶりでご案内をお願いして、ヒルサイドテラスを流した後、旧山手通り沿道にある大規模空閑地の所有者や今後の開発動向の説明を受けました。
 旧山手通り沿道については敷地規模が大きいのに対して、西郷山公園から中目黒方面に下って行くにつれて敷地規模が小さくなり、「東京スリバチ学会」の皆川典久氏の言う坂の上と坂の下の状況がまさに展開されていました。
 目黒川沿いのファッション系の店舗が立地しつつあるエリアを視察した後、中目黒にある某大手都市計画会社を外から拝見し、中目黒の赤提灯で忘年会に突入となりました。

 参加者: 12名
2010年11月16日開催:神楽坂名物連続路地シンポジウム (仮題)「谷中のまちづくり、今後の課題」

階段路地と井戸

シンポジウム

座談会
講師 手嶋 尚人氏(まちづくりグループ「谷中学校」運営人、東京家政大学准教授)
野池 幸三氏(谷中・すし「乃池」主人)
コーディネーター
西村 幸夫氏(東京大学教授)
 神楽坂名物「連続路地シンポジウム」今年は、「谷根千」です。ご期待ください。

■第1部 18:00~19:30
 シンポジウム「谷中のまちづくり、今後の課題」
  コーディネーター
   西村 幸夫氏(東京大学教授)
  パネリスト
   手嶋 尚人氏
(まちづくりグループ「谷中学校」運営人、東京家政大学准教授)
   野池 幸三氏(谷中・すし「乃池」主人)

■第2部 19:30~21:00
 懇親交流会
  神楽坂連続路地シンポジウム名物、車座トーク

(担当:NPO粋なまちづくり倶楽部)
 
 谷中のまちづくりが進んだのは、もともと学生が多く住むまちで外部の人を受け入れる素地があったためであり、連合町会長である野池氏自身も長野出身であるとのこと。また、藝工展などのアートのイベントが多いのは芸大のお膝元と言うことが背景であるとのこと。

 参加者:40名
2010年11月13日開催: 東京向島一言会25周年記念「まちづくり衆会 すみだ2010」

路地尊

シンポジウム

記念パーティ
講師 基調講演
森栗 茂一氏(大阪大学コミュニケーションデザイン.センター教授)
コーディネーター
山本 俊哉氏(明治大学理工学部建築学科教授)
  防災にとって最も重要なことは、有事の際に発揮される地縁のカ「人育て」を行うことです。
 しかし、狭い路地に木造住宅が建ち並ぶ地域にとっては、そのような自治防災カの継続・向上とともに、防災活動がしやすい「場づくり」を進めることも同時に求められています。
 修復型・改善型まちづくり、住民参加のまちづくりというものが生まれて早三十年が経ち、現在は「まちづくりの担い手」という言葉が飛交っている様に、住民による地域自治が求められている時代です。
 そのような中で、防災まちづくりから発展した様な地域課題への対応で、真の意味での地域防災の質の向上に対して、どの様に団体を運営し、人育てと場づくりを実現していけるのか。
地域主権の防災まちづくり活動を展開している諸団体との意見交換を通し、これからの防災まちづくりのすがたについて皆さんと共に語り会いましょう。
 皆様御気軽にお立ち寄りください。


12:00 開場
    開会セレモニー
    来賓挨拶 山崎昇氏(墨田区長)
    基調講演「語り部キャラバンから防災コミュニティーへ」    森泉茂一氏 (大阪大学教授)
14:10 参加団体活動紹介
    一 杉並区蚕糸の森周辺地区さんし会
    二 神戸市長田区駒ヶ林地区まちづくり協議会
    三 墨田区一寺言問を防災のまちにする会
15‥10 意見交換
    コーディネーター
    山本俊哉氏(明治大学教授)
16:00 閉会の挨拶、閉会
(担当:NPO向島学会)
 
 一言会の25年の歩みをたどるとともに、人育てについて議論されました。
 記念パーティでは、功労者表彰とともに、路地尊3号併設の一坪農園「有季園」の設置年に生まれた「ゆうき」の名前を持つこども3名、大人になった「ゆうき」ちゃんに記念品が贈られました。また、一部では墨田区役所都市計画部門の同窓会状態でした。

 参加者:40名
20101105開催:第A03回 空家・空地問題研究部会「英国の空家問題」

英国の空家

会の様子
講師 倉橋 透氏(獨協大学教授)
 第3回は、獨協大学の倉橋先生に、英国の空家の状況、政府の住宅と宅地に対する基本方針、空家活用の施策例など、英国の空家問題についてお話を伺います。また、我が国の施策例についてもご紹介いただきます。

 また、今後の空家・空地問題研究部会の進め方についても意見交換します。
 この研究会は、公開です。どなたでも参加できます。

(担当:木村 晃郁)
 英国の空家政策事例、開発や取り壊し待ちの住宅の短期貸し「Short Life Housing」や自治体の空家の払い下げ「Home Stead」、民間空家の強制貸し出し「EDMO」などについて解説いただくとともに、日本での可能性、信託制度の活用についてお話しいただきました。

 参加者: 13名
2010年10月23~24日開催:全国路地サミット2010inNIIGATA

キーウィのなる権現小路

シンポジウム

交流会

夜学

のぞきからく

鯛車
講師 基調講演:皆川 典久氏(東京スリバチ学会会長)
今年で8回目を数える全国路地サミット。今年は新潟市で開催。
 新潟市の新潟島には、新潟の町発祥の地としての歴史と文化と原風景がたっぷり残っています。

■活動報告
○全国の路地のまちづくり:木村晃郁(全国路地のまち連絡協議会)
○神戸市:松原永季氏(全国路地サミット2009inKOBE実行委員会事務局)
○墨田区向島:小林綾子氏(料亭「きよし」若女将)
○上越市直江津:磯田一裕氏(地域住環境建築研究所代表)

■パネルディスカッションVol.1
「楽しみながら新潟島の路地再発見」
司会
 野内隆裕氏(全国路地サミットinNIIGATA実行委員長)
 伊勢みずほ氏(フリーアナウンサー)
パネリスト
 八木洋氏(新潟シティガイド代表゙)
 白倉敏幸氏(千灯まつり実行委員長)
 池田博俊氏(新潟市政策監)
コメンテーター
 皆川典久氏

■パネルディスカッションVol.2
「ROJIの向こうに見えるもの」
コーディネーター
 山中知彦氏(新潟県立大学国際地域学部国際地域学科教授)
パネリスト
 篠田昭氏(新潟市長)
 今井晴彦氏(全国路地のまち連絡協議会世話人)
 伊勢みずほ氏

■交流会第1部(17:10~17:50)
■交流会第2部(18:00~21:00)
 夜学1「新潟と向島の花街」(定員30名)
 夜学2「新潟の路地の照明」(定員15名)
 夜学3「新潟のまちネタを肴に飲む」(定員10名)

 その他、まち歩きなど盛りだくさんです。
 是非秋真っ盛りの新潟でお会いしましょう

(担当:全国路地サミット2010inNIIGATA 実行委員会)
 
 新潟の路地はノリがいい!
 小路名表示板に小路めぐりマップ、シティガイドに千灯まつり、これらが見事にroji-noriで繋がっていた。新潟市の元気課長から、新潟を愛するイラスト達人へと、商店街活性化に努力する人へ、まちを案内しようという人へ、そしてまちをレポートして歩く美人フリーアナウンサーへと、roji-noriは伝染していったのである。
 しかし、そこには、当然ノリに巻き込まれてしまった人々もいる。被害者の会の結成されるのも近いだろう。グラフィックデザイナーしかり、市の職員しかり。もしかすると、サミットに参加した150名も、このroji-noriに感染してしまったかも知れない。なぜなら、会場は終始roji-noriの笑いに包まれていたからだ。
 来年のサミット開催地「東京向島」は、このノリを継続するのか、それともアートというワクチンで、新潟のroji-noriを跳ね返すのか楽しみである。
 なお、オプショナルツアーで訪れた巻町は、同じ新潟市でありながらroji-noriとは別次元で、鯛車やのぞきからくりを大切にする大人の街であった。

 参加者:150名
20100922開催:第A02回 空家・空地問題研究部会「長野・門前暮らしのすすめ」

ボンクラ運営の「kanematsu」
一年前は「空き家」
(門前暮らしのすすめHPより)

空家での意見交換会

向島学会も参戦
講師 増澤 珠美氏(ナノグラフィカ:演劇・まちづくりプロジェクトなどのリーダー)
宮本 圭氏(ボンクラ:建築家)
 中心市街地の活性化で注目を集めた長野、メインストリートの表参道には、再開発ビルのTOiGO、ダイエー跡のもんぜんぷらざ、蔵を集めたパティオ、街なか住宅のマンションなどが様々な取組みがされています。しかし、1本裏側はやはり駐車場や空家が多く見られます。
 
 そんな中で、長野を愛している、若者達がアートで繋がり、まちづくりをすすめています。まち歩き・ワークショップの開催、演劇、街並み写真月刊誌発行、門前暮らし相談所等々・・・
 この活動の中の、「門前暮らし相談所」では、空家・空き部屋の紹介、空家めぐり、空家調査団、空家ワークショップなどを展開、この活動をきっかけにアーチストがアートスペースの開設や転居してくるなどの成果を上げています。
 
 今回はその活動についてお話を聞くとともに、問題点や課題について意見交換します。
 また、今回の会場は、やはりアーチストが長屋などで活動している向島の「空家」を予定しており、長野と向島のコラボレーションとなります。

(担当:木村 晃郁・石川 利江)
 長野の若いアーチスト達が、賃料交渉、改装などまさに手作りで行っている空家利用の一部始終をお聞きしました。
 また、向島学会からも参加いただき、長野と向島と空家・空地問題研究部会の三者で活発な意見交換となりました。〆は、百花園の名月鑑賞会。

 参加者: 42名
20100916開催:NPO景観デザイン支援機構 2010年度連続景観講座第6回「谷根千」

谷中観音寺築地塀

根津へび道
講師 椎原晶子氏(東京芸術大学助手・環境デザイナー)
手嶋尚人氏(初音すまい研究所代表・建築家)
谷根千「路地と職人長屋と商店街の情緒ある街」
 地域雑誌で有名になった「谷根千」の、谷中、根津、千駄木はお寺の多い下町だ。
 しかしその縁には商店街や職人長屋があり、隙間には奥深い路地がある。古いコミュニティが守られているから、大家さんは貸家があってもよそ者に居座られたら困ると空き家にする、しかし建物が傷むのもまたまずい。
 そこで立ち上がったのがNPO「谷中学校」の皆さんである。この団体はすでに18年の実績をもち、地域内外の各種団体や個人とのネットワークを形成しマルチに活動する下町・新世代団体である。

(紹介情報:NPO景観デザイン支援機構)
 
 
20100915開催:第84回街なか研究会「鬼平と江戸を歩く」

長谷川平蔵屋敷跡


講師 高川 章 氏(ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社)
○火付盗賊改方「長谷川平蔵」のまちを歩く 16時~18時
○「池波正太郎」がうまいと紹介したお店で一杯 18時~20時
 高川さんは、昭和49年に国鉄入社。新幹線盛岡駅や埼京線整備などに携わり、平成元年から現在の職場に。今から15年くらい前に、鬼平研究の第一人者「西尾忠久」先生のもとで活動を開始し、「長谷川平蔵」の史実と「池波正太郎」の世界を勉強されてきました。
 奥さんに濡れ落ち葉にならないようにということで始めた趣味が、街なか研で炸裂します。
 全国初?の「江戸まち研」発足の嚆矢となるか! おもむきある夕べを楽しみましょう。

<行程案>
 菊川駅前スタート (長谷川平蔵屋敷跡) →(都バス移動) →(富岡1丁目下車 14分)→富岡八幡宮 →深川不動尊 →大川端(永代橋、清洲橋) →清澄庭園 →霊巌寺 →深川江戸資料館 →小名木川 →懇親会場
(担当:高尾利文)
 鬼平ゆかりの地を巡り墨田区から江東区へ、やはり鬼平と言えば食べ物ですね。まち歩き観光のためには、鬼平をイメージできるような料理屋さんがもっとあるといい。また、震災復興・戦災復興でできた幹線道路は、まち歩きをするには歩道が狭かった。

 参加者: 24名
20100828開催:第83回街なか研究会 街なか研&路地協合同暑気払い「水上バス発着社会実験と吾妻橋フェスト」

水上バス乗船風景

浅草サンバチーム

スリル満点の橋の下くぐり

吾妻橋テラスの臨時カフェ

飲み足りない面々
講師
 毎年恒例、街なか研究会と路地協合同の暑気払いを行います。
 今年は、墨田区の水上バス社会実験に便乗して、まさに水上バスに便乗します。墨田区役所脇の防災船着場を、水上バスの船着場として活用する社会実験です。墨田区役所前の船着場を出発して隅田川を周遊、再び墨田区役所前に戻ります。
 社会実験ですので、約20分の船旅ですが、夏の水面を渡る風と水上からの東京の景観を実況見聞できます。
 事前登録した方のみ乗船でき、乗船料は無料です。
 そして、水上バスの後は墨田区役所うるおい広場で開催している「隅田川カフェ&吾妻橋フェスト」になだれ込みます。
 隅田川の風とビールを楽しみませんか。
 時間のある方はスカイツリー見物も。

(担当:海口 晴彦)
 約20分の吾妻橋~桜橋~両国橋~吾妻橋の船旅は、川風を受けて35度の猛暑も吹き飛ぶ爽快さ。たった20分、されど20分、隅田川の橋をめぐりながら橋名の由来や橋の土木的構造、花火は32年前に復活したなどなど、果てはどの橋の下から拾われてきたかとか、会話は拡がります。水辺ラインのアナウンスは、流ちょうかつ途切れがなく名調子!ちょっとうるさかったかも知れませんね。
 とりあえず我々が乗った、ショートコースはリバーピアの合間や桜並木の向こうに見えるスカイツリーもあって、十分観光コースとして使えると踏みました。
 吾妻橋の防災船着場を観光用に転用するには、下船出口の拡張、待合の設置、待合及び船内での飲食物の提供が必要かなと思います。
 当日は、浅草ではサンバカーニバルが開催され、吾妻橋フェストではバンドコンテストが開催されて、両岸とも賑やかな川辺でしたが、それだけでは気が済まなかったかちょっと上流で墨田区側ではバンドが、台東区側ではサンバチームがズンジャカと賑やかに演奏しており、昔浅草の瓢箪池周辺(現在の馬券売場辺り)でご贔屓のタレント毎に分かれて歌を歌いあったという、故事を思い浮かべました。

 なお、この様子のレポートはこちらをご覧ください。

 参加者: 8名
2010年7月12日開催:街なか研究会「空家・空地問題を考える」キックオフミーティング

地方都市中心街の空地
街なか研究会 空家・空地問題 研究部会

講師
 今、中心市街地でも辺縁市街地でも都市には無数の空家や空地が発生し、防犯防災のみならず、街並み景観など様々な問題を発生させています。
 一方で、まちづくり団体が空家を活用して、サブリースやテナントのマッチングなどの取り組みも各地で成果を上げています。
 街なか研究会では、年の空家・空地問題をどのように解決していくべきかを、今後の活動の大きなテーマの一つに据えていこうと考えています。
 今回は、この問題にどのように取組んでいくかのキックオフミーティングです。
(担当:木村晃郁)
 【目的】
防災・防犯・景観・賑わいなど、どの面を取っても都市に良くない街なかの空家・空地について、その実態と利活用方法について議論していこうという研究部会です。
【位置付け】
NPO日本都市計画家協会 街なか研究会の特定問題部会として発足。
【当面の進め方】
1)全国で行われている空家活用の事例収集
  基本的には、そう言う活動している団体等に話を聞く(街なか研)
候補1:長野門前小路、東京向島、大阪空堀、富山岩瀬浜など長野門前小路は、8月末から9月初旬に話を伺う。
候補2:東京向島は長野の状況を見て、8月初旬か9月下旬に話を伺う。
2)埼玉県旧菖蒲町の「所有者不明土地の暫定管理に関する条例」に関する情報収集。
3)空家・空地データの収集整理
  都市化研究公室に助成依頼(岩間氏に打診依頼)
【発起人】
石川利江、今井晴彦、小澤一郎、司波寬、高尾利文、木村晃郁

 参加者: 7名
2010年7月3日開催 第82回街なか研究会 「スーパー堤防を使って水に強いまちづくり」

大成化工会議室にて

新小岩ポンプ所とUR住宅
川側一皮はスーパー堤防用地として確保

江戸川区平井のスーパー堤防

スーパー堤防の端部
財務省官舎部分が未整備

当然懇親会
講師 石川 金治氏(NPOア!安全快適街づくり理事長) ほか
 葛飾区の中川沿岸の町に、在住・在勤の、このことに関心をもつ有志が集まって、スーパー堤防手法を使って水に強いまちづくりをはじめようと活動をしているNPOがあります。
 名づけて「ア!安全快適街づくり」。
 スーパー堤防は、ご承知のように水防の奥の手といわれながら、なかなか進捗しておりません。こうした難しい事業を、住民サイドから積極的に推進しようということですので、街なか研では、現地の街の様子を見せていただいた上で、活動内容等を勉強させていただこうという企画を立てました。

■実施内容
・ 大成化工(株)屋上からこの地域の置かれている状況を視察
・ 近隣のまち歩き
・ スーパー堤防による水に強いまちづくり計画の概要説明
・ 意見交換
・ 懇親会(場所未定)

■地元参加予定者
石川NPO理事長、徳倉NPO副理事長(大成化工名誉会長)、渡邊NPO理事、東新小岩7丁目町会中川町会長(前新小岩北地区連合長会長)、宇賀NPO事務局長

(担当:司波 寬)
 東京都建設局OBが中心となって、都民に貢献したいと作ったNPO。現在は、葛飾区西新小岩を中心として、スーパー堤防により安全なまちづくりを推進中。 まずは、堤防が切れた場合の危険性をワークショップやシンポジウムで訴えるとともに、まちなかに荒川の水位を表示したポールを設置。住民に危機意識を喚起しようと努力中。
 ガイダンスに続いて、屋上から新小岩七丁目地区を望むとともに、荒川の水位を確認。中川堤防沿いを南下し工場跡地の新小岩ポンプ所、UR住宅、新小岩公園を堤防上から視察。これら用地の川沿い30mの部分が空地や駐車場となっていて、将来のスーパー堤防のための用地とのこと。また、新小岩公園については、大地震だけでなく堤防が決壊した時の避難場所としての整備を要望中とのこと。
 平井大橋を渡り、荒川の対岸、平井七丁目北地区のスーパー堤防を見学。元は墨田区だったこの一画、様々な問題を抱えていたが、新しく入ってきた住民が多く、まちづくりの土壌があったところへ、地区の南側にマンション建設(堤防上を地盤面とする)が降ってわき、スーパー堤防のまちづくりが進められた。残念ながら、スーパー堤防の終端は財務省官舎の協力が得られず、絶壁になっている。
 NPO理事長の石川氏、「スーパー堤防用地内の住民の努力に対して、恩恵を受ける周辺の住民の理解がない。もっと支援されるべきである。」と、訴えていた。

 参加者:  7名
2010年6月15日開催:路地百選をレビューする
講師
 全国路地のまち連絡協議会が収集している路地百選。
 現在130件に上り、それぞれをレビューし、今後の展開を議論します。

(担当:木村晃郁)
1)路地の区分と類型
 路地について整理することが必要ではないか
 ○ 路地の定義
  ある路地が良いというところ、それが路地の定義になるのではないか
   そのあたりを今後整理していってはどうか
 ○ 路地の名称の収集・分類
 ○ 路地のタイプ分類
   形態、土地利用、成り立ち
 ○ その他
   昼の路地と夜の路地、路地空間の文化的考察、消滅路地(アーカイブス)

2)路地百選の本を出してはどうか
 ○ 楽しいものがよい(あまり学術的にならない方がいい)
 ○ 特選路地のまち=まち歩き+食べる+飲む
 ○ ホームページに分担して一つの路地を取り上げてコラムを連載する

3)今後の展開
 ○ 一覧表で路地の推薦がない地域について重点的に収集
 ○ だれもが知っているところで抜けているところを収集
   京都先斗町・祇園ほか、大阪鶴橋、長崎市内など
 ○ 路地百選のパネル展示を行ってはどうか
   キャラバン的に一定期間フリースペースに展示する
   例えば、神楽坂の森戸記念館のロビーに1週間など
   →NPO粋なまちづくり倶楽部に打診
 ○ 全国まちづくり会議に路地百選をパネル展示
   全まち事務局より打診有り
   →経費的負担がないのであれば対応可
 
 参加者:   8名
2010年6月5~6日開催:路地St.in 小鹿野2010

イーゼルART

路地のBOXart

琴・三味線・太鼓の演奏

楽市楽座
 昨年初めて開催した、路地を舞台にしたイベント「路地St.in小鹿野」。
 今年もやります!歴史と文化と伝統芸能を持っているまちはすごい!このまちでこれだけのことが、なぜできる!?
 とにかく、百聞は一見にしかず。行ってみてください。参加してみてください。

 初夏の秩父路のさわやかな風に吹かれてみませんか。

(担当: 埼玉県小鹿野町)


小鹿野の中心街にこんなに人が
 今年は好天に恵まれ、主催者発表では4,000人の来訪があったそうです。イベントに関わった地元住民が約350人!、小鹿野町の人口は13,500人だからやく2.5%の人が関わったことに!すごいですね~
 早、来年も開催の声が聞こえてきています。
 今年の様子はこちらをご覧ください。
 http://www.town.ogano.lg.jp/kakuka/roji/2010after.htm

 参加者:4,000名(主催者発表)
2010年5月27日開催:NPO日本都市計画家協会都市計画制度改革提言委員会講演会
地方自治体にに聞く都市計画行政の現場 その2」



講師 肥田利弘氏(さいたま市大宮駅東口まちづくり事務所)
新村義彦氏(江戸川区都市計画課長)
乙訓陽一氏(江戸川区都市計画課)
 2月に行った地方自体担当者に聞くシリーズの第2弾、今回はさいたま市と江戸川区の担当者の方にお話を伺いました。
 江戸川区では、都市計画道路の事業化に合わせて線形の再検討を行い、沿線地域を巻き込んだまちづくりを実施しているとのこと。
 さいたま市では、合併後の新たな都市計画に取組む必要がありそうでした。現在最も大きな課題は、浦和駅の連続立体化とのこと。

(担当:土肥 英生)
  

 参加者:  8名
2010年3月24日開催:第81回街なか研究会「中心市街地活性化をレビューする」

百花園の庭と御成座敷

講師 今井晴彦氏((株)サンプランナーズ)
司波寬氏((株)都市総合計画)
渡会清治氏((株)アールトゥー計画事務所)
 街なか研究会と都市計画制度提言委員会小澤部会のタイアップ研究会。

 平成18年に見直された「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」。現在までに90都市92地区の基本計画が認定されました。

 今回は、春の百花園で、当協会会員で中心市街地活性化に詳しい今井、司波、渡会の三氏を講師として、各地の中心市街地活性化の状況を議論します。

 中心市街地活性化に関与されている方、是非ご参加いただき、情報交換をしましょう。

(担当:木村 晃郁)
 今井氏より、都市の人口減少の状況の報告があり、中心市街地の活性化以前の問題として、人口がいないところ活性化といっても意味がない。また、市街地における空家と空地が大きな問題となっているという指摘があり、著書「まちづくり政策実現ガイド」の紹介がありました。
 司波氏より群馬県太田市を事例として、空地・未利用地の利活用、自動車交通と駐車場の活用、街なか居住の推進、近郊における農地や森づくりなどが必要であると報告いただきました。
 渡会氏からは、福知山市を事例に課題や問題点、そして、運営組織について各地の事例を報告いただきました。

 参加者: 16名
2010年3月1日開催:NPO日本都市計画家協会都市計画制度改革提言委員会講演会
「ドイツの社会都市計画」

大村先生

講師 大村 謙二郎氏(筑波大学教授)
 大村謙二郎 (筑波大学教授) さんを講師に招き、ドイツの社会都市計画についてうかがい、今後の制度改正提言に生かしていきます。

 この講演会は公開です。どなたでも参加できますが、参加希望者が多い場合は先着順で、予定数を超えた段階でお断りすることがございます。

(担当:土肥 英生)
 ドイツにおける都市計画行政の状況を講演いただいた後、参加者と意見交換を行いました。
 ドイツと我が国の都市計画における土壌の違いを痛感しました。

 参加者:  9名
2010年2月5日開催:NPO日本都市計画家協会都市計画制度改革提言委員会講演会
地方自治体にに聞く都市計画行政の現場」


講師 山川 修氏(浜松市都市計画部次長)
岩崎 克康氏(柏市都市計画課長)
 浜松市と柏市の都市計画課長お二方に都市計画業の現状についてお伺いします。

 この講演会は公開です。どなたでも参加できますが、参加希望者が多い場合は先着順で、予定数を超えた段階でお断りすることがございます。

(担当:土肥 英生)
 浜松市の都市計画の状況、特にまちづくり事業について、市の体制などご報告いただきました。
 柏市では、都市計画事業部制を引いて財源持って都市計画行政を行う試みについてお話を伺いました。残念ながら、事業部制は廃止になるとのことでした。

 参加者:  7名
2010年1月13日開催:NPO日本都市計画家協会都市計画制度改革提言委員会講演会
「まちづくり条例の事例と活用・都市計画委員会の可能性について」



講師 松本 昭氏(東京大学まちづくり大学院)
 松本昭 (東京大学まちづくり大学院・元国分寺市都市計画担当部長) さんを講師に招き、まちづくり条例の事例とその活用方策、さらにはエリアマネジメントとの関係についてお話を伺うとともに、都市計画委員会の設置と行政委員会としての可能性についてうかがい、今後の制度改正提言に生かしていきます。

 この講演会は公開です。どなたでも参加できますが、参加希望者が多い場合は先着順で、予定数を超えた段階でお断りすることがございます。

(担当:土肥 英生)
 自治体の都市計画力については、人口10万以上でないと効率的な行政が難しい。また、都市計画行政の中に民間の専門家を活用すべきであるとのご意見をいただきました。
 エリアマネジメントについては、行政には限界があり民間とのパートナーシップで進めるべきとの意見でした。
 このほか、条例の考え方、都市マスと区域マスとの重複についてご意見を伺いました。

 参加者:  7名
2009年12月14日: 第80回街なか研究会
 「街なか研・路地協合同忘年会 板橋の田園調布!常盤台クルドサックで一杯」

常盤台のプロムナード

クルドザック

路地?通路?

忘年会に突入です
講師 吉濱 哲雄氏(板橋区都市整備部都市計画課交通政策担当)
 年末恒例、街なか研究会と全国路地のまち連絡協議会との合同忘年会のご案内です。

 今年は、東武東上線のときわ台駅北側にある、板橋の田園調布と言われる「常盤台」を視察し後、その界隈にある大衆酒場で忘年会を開催します。
 常盤台は、内務省の行政プランナーが設計した住宅地で、駅北側に円弧を描くような区画街路は中央に街路樹を配したプロムナードとよばれ、所々にクルドサックが配されています。
 そのアーバンデザインを視察した後、駅南側の神社境内にある民間交番を視察し、常盤台横丁空間に沈む予定です。

 なお、この常盤台は、第79回の柴又と同様に東京都のしゃれた街並みづくり制度を活用して街並み景観ガイドラインを策定して、まちづくりを進めています。

(担当:高尾 利文)
 板橋区の吉濱さんにご案内いただき、ときわ台を一巡り。そここに避難用の路地?通路?幅員2m弱の道があり、吉濱さんに区道ですかと聞いたところ「わからない」とのこと。ますます興味がわいてきます。
 お屋敷の隅には、乱開発反対の幟が立っていました。
 分譲当時からの建物もいくつか残り、重厚な雰囲気を醸しているとともに、建替えても元の意匠を守っている家もあるなど、地元の方と歩かないと解らないところがあり、ちょっと得した気分です。

 最後は、赤提灯で、来年もいろいろなまちについて知見を広めるべく決意表明をして、常盤台ラプソディ?常盤台ブルース?の夜は更けていくのでした。

 参加者:11名
2009年11月14日: 第79回街なか研究会
 「柴又、グッドデザインなまちなみづくり」

帝釈天参道

田邊氏と石川氏(高木屋にて)

駅前広場の一部で懇親会
(後方が改札口)
講師 田邊 寛子氏(まちひとこと総合計画室)
石川 宏太氏(柴又神明会会長)
 寅さんのまち柴又。寅さん役の渥美清氏が亡くなって13年。寅さん記念館はできたが、観光客は現状傾向となっています。そんな中で、地域の住民がまちづくりに取り組んでいます。
 地域の意欲や創意工夫をいかしたまちづくりを促進し、個性豊かで魅力ある街並みを増やしていくことを目的とした、東京都の「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」。柴又は平成16年に景観重点地区に指定されました。18年からは宵灯り計画で夜のレトロ柴又を演出!また、今年はグッドデザイン賞を受賞!
 講師の田邊氏は「街並み景観ガイドライン」の街並みデザイナーとして、地域の皆さんと柴又の街並みづくりに取り組んでいます。
 地元神明会の石川さんにもお話を伺います。何と高木屋さんのお団子付き。

 今回は、柴又のまちをそぞろ歩きし、都の歴史的建造物に指定された山本亭や矢切(やきり)の渡しなどを流した後、講師の田邊氏にお話を伺います。会場は、寅さんも一杯飲んだ駅前の「お食事処 春」です。ただし、雨が降った場合は会場が変更になる場合があります。(店の中には5名程度しか入れないため)
 なお、現在柴又神明会会長高木屋さんにお話しいただけるか調整中です。
(担当:木村 晃郁)
 柴又駅駅前広場にて講師の田邊氏から概略説明を受け、柴又帝釈天参道に。現在の問題点は、軒の部分が道路にかかってしまっていることで、区とその扱いについて合意形成が必要であるなど、今後の展開についてもお話を伺いました。
 また、神明会会長の高木屋さんの2階では、高木屋さんの団子をいただきながら、高木屋さんと柴又の団子の特徴などのお話しに続いて、商店街の今までの取り組み、過去に起きた建築計画とそれへの対応、商店街の世代交代などについてなど、じっくりお話を伺えました。
 最後は、駅前広場の「春」にて、懇親会に突入!駅前広場にテーブルを出して青空懇親会のスタートです。駅から帰宅客が流れて行くのを横目に、列車の走り出す音や踏切の警鐘音をBGMに一杯は、なかなかオツなものでした。なお、この駅広は京成電鉄の土地だそうで、トイレはご想像の通りです。
 この後、一部ののんべは、京成立石の路地に沈んだという情報も・・・、来年の街なか研は京成線にこだわるのも面白そうだという声も・・・

 参加者:21名
2009年10月25日~26日:  「全国路地サミット2009inKOBE」

サミット会場

まち歩き

駒ヶ林近隣住環境計画従後

北野坂近く「レンガ横丁」
主催 全国路地サミットin KOBE実行委員会 ほか
 今年で7回を数える全国路地サミット。今回は六甲山の南側、神戸のまちを舞台に、生活の路地のまちづくりについて考えます。

25日午前 神戸長田南部まち歩き
25日午後 サミット
  ◇関西路地サミット報告
  ◇基調報告「路地を生かしたまちづくりの現在」
  (全国路地のまち連絡協議会事務局)

  ◇全国の路地のまちづくり報告
    商業中心型、商業・生活複合型、生活中心・傾斜地型、
   生活中心・平地型の4つに類型化
  ◇全国路地のまちづくり関係者・ポスターセッション
  ◇ポスターセッション報告会
  ◇懇親会・夜の長田界隈探索
26日午前 4つのコースに分かれてまち歩き
  A:南京街〜乙仲通界隈コース(商業中心型)
  B:北野・山本通界隈コース(商業・生活複合型)
  C:塩屋〜東垂水界隈コース(生活中心・傾斜地型)
  D:駒ヶ林界隈コース(生活中心・平地型)

 お楽しみ懇親会は、神戸のB級グルメがてんこ盛り!
 路地サミットでは初の試み、路地のまちの分類によるまちづくりの現在を議論しました。各代表的地区から報告を受けて、各分類に分かれて教室に入りさらに議論を深めました。
 また、まち歩きは、震災から復興した長田地区をめぐりながら、周辺の震災前と変わらない市街地も見学。その対比を見ることができました。もちろん神戸を元気づける鉄人28号もその拳を高々と突き上げていました。
 2日目は、サミットの分類に従い4つのコースに分かれて神戸のまちをまち歩き。最も急峻かつロングコースとなった塩屋~垂水ルートは、山岳縦走コースのような厳しいものでした。

 報告書は現在作成中です。

 参加者:約100名
2009年10月13日: (財)福岡アジア都市研究所 第1回都市セミナー
 「路地・路地裏シンポジウム-路地の魅力発見-」


コーディネーター 梶田 佳孝氏(九州大学大学院工学研究院助教)
 

 かつてはまちのあちこちで路地・路地裏がみられましたが、土地の有効利用や災害時、防犯上などに多くの問題があるとして、その多くは時代の要請する開発の流れに姿を消し、都市からうしなわれつつあります。
 しかしながら、長らく問題とされていたその狭小な街路には、今なお暖かいコミュニティが存在しており、また、人間味のある魅力を放つ空間として人々を引きつけ、最近その存在は再評価されております。
 既に全国のいくつかの地域においては再生の試みが行われ、福岡市でも大名を始めその動きが始まっており、新しいまちづくりの手法としても注目されております。

 こういった傾向を踏まえ、今後は、路地・路地裏が抱える問題に対応しつつも、その魅力を損なうことがないようにまちづくりに取り入れて再生・復活させる手法や、新たなまちづくりのコンセプトとして、市民のみんなで考えて行く必要があります。
  今回のシンポジウムでは、福岡市になお残存する路地・路地裏について、その魅力と問題点を再認識するとともに、路地・路地裏から発信する新たなまちづくり の方法を考えていくことを目的に、当研究所市民研究員の研究成果やその後の調査報告、パネルディスカッションを行います。

(財団ホームページより)
 

 参加者:  名
2009年9月28日: 第78回街なか研究会
 「東京地下鉄の軌跡」

大塚氏

地下鉄博物館
銀座線・丸ノ内線旧車両
講師 大塚 和之氏((株)アルメック)
 今回の講師である大塚さんは、1954年に帝都高速度交通営団に就職され定年まで職務に全うされ、現在は(株)アルメックにて見習い中とか。
 大学時代の専攻は電気工学、趣味は生涯研究と石獅、菜食オンリー、1929年生まれの豊富な人生経験、身長176cmなどを加えると、地下鉄以外の諸々のこともお話ができそうな楽しみな研究会になりそうです。

 まぼろしの新橋駅(旧東京高速鉄道新橋駅)を別途見学できるよう、現在交渉中です。
(担当:高尾 利文)
 地下鉄の歴史、建築限界、タイヤ車輪の問題、運行本数を増やすためには駅停車時間の短縮が胆、座席数と扉の関係などなど、東京地下鉄の生き字引にお話を伺いました。

 参加者:15名
2009年9月10日: 第9回神楽坂連続路地シンポジウム
 「路地横丁のまちと公共事業は将来ビジョンを共有できるか?」
 ~都市計画道路は下北沢のまちづくりに何をもたらすのか~

駅前食品市場

路地の賑わい
講師 小林 正美氏(明治大学理工学部建築学科教授)
 若者であふれる下北沢は、神楽坂同様、文化と商業が入り交じる活気ある街として、従来からの街のファンに加え、新たな世代で賑わう街です。
 しかし、その街を大きく揺るがしているのが、都市計画道路整備の事業決定です。ヒューマンスケールな、回遊型の歩行者優先の街の真ん中に、幅広の都市計画道路が街を縦断する事態が、この街をどう変貌させてしまうのか?なかなかイメージしづらいですが、この道路計画が明らかなのは、街の構造を大きく変えてしまうであろうと言うことです。

 実は、神楽坂でも、大久保通りによる坂下と坂上の分断や、6丁目商店街の道路拡幅が次第に間近に迫ってきており、下北沢のトラブルは、まさに、明日の神楽坂の問題でもあるのです。

 そこで、 今回は、下北沢のまちづくり事情と、今後の将来的なビジョンをお聞きしたいと思います。
 公共事業はまちづくりのキーワードになりうるか?下北沢は、どんなキーワードで次の時代をどのように進もうとしているのか。
 

 参加者:  名
2009年7月11日: 第77回街なか研究会
 「ミニキャラバンin下北沢 街なか研&路地協合同暑気払い」

北沢ビルと下北沢の人混み

路地の賑わい

小林先生ミニ講演

パネル持参で
講師 小林 正美氏(明治大学理工学部建築学科教授)/
司波 寬氏((株)都市総合計画)
 若者御用達の店と演劇のまち下北沢。起伏のある地形に縦横に走る路地。駅前広場もなければ、バスも入れない駅前。車が入れないことで、人がゆっくり歩いてぶらつけるまちになっています。その一画には、1階はスズナリ横丁という飲み屋街で、2階には劇場と映画館が入っている怪しげな建物。
 ある人は、下北沢は鉄道が十字に交叉することにより4つの象限を形成しているという。そんな下北沢に、都市計画道路と駅前広場の都市計画決定がなされました。
 今回は、大きく変化する前の下北沢の路地を散歩し、小林先生のお話を伺った後、B級グルメで恒例の街なか研&路地協合同暑気払いに突入します。
 下北沢第1象限の世田谷区北沢総合支所に集合し司波世話人の簡単なガイダンス後まち歩きがスタート。まず、総合支所向のスズナリへ、そしてその裏側のカトリック教会へ、カトリック教会の裏側には庭があり、マリア様が!このマリア様は道路整備にかかってしまう!
 続いて小田急開かずの踏切を渡って、第2象限へ。そこはもう、原宿竹下通り並みの人混み!我々の知っている下北沢は、演劇のまちとアンティーク家具のまちまでで、こんなごった返しているまちになっているとは・・・!!!
 中には2項道路後退が済んでいるのに、L型側溝が従来の位置のままになっている路地があったり、倒壊寸前のようなテナントビルが
 駅前の食品市場は小田急の立体化で半分になってしまったが、以前がんばって怪しい雰囲気を醸しています。
 続いて、井の頭線踏切を渡り第3象限、ここはまだ下北のざっとが押し寄せていう内容です。さらに工事中の小田急線を仮設跨線橋で越えて下北沢のメイン商店街の第4象限に。こちらも、若者の人の波が、最後に本多劇場のある第1象限へと戻ります。
 続いて、明治大学小林先生から、下北沢の現状と補助54号線及び駅前広場の経緯、地下化された後の小田急線用地の利用などについてうかがいました。小林先生はパネルを持参で、熱の入った解説。参加者からも議論百出で、果ては都議選にまでおよび、そして、下北沢の夜はまたまた怪しく更けていくのであった!



 参加者:17名
2009年6月27日: 第76回街なか研究会
 「路地・長屋型のまちづくりをめざした団地 木場三好住宅・シティコート大島と砂町銀座を見る」

木場三好住宅

左:シティコート、右:既成市街地

見事な2次曲線の陳列

小畑氏(右から2人目)

単なる呑み会
講師 小畑 晴治氏((財)日本開発構想研究所 理事)
 「団地はまちにあらず」。しかし、日本住宅公団(現都市再生機構)はわが国に「団地」を定着させた張本人であることに間違いないが、モダニズムと一線を画し、「まちらしさ」を創出するための挑戦や工夫をしてきたと小畑氏は言う。
 今回は、小畑氏の言う「路地・長屋型のまちづくり」をめざした「木場三好住宅」と「シティコート大島」を見学するとともに、江東区の商店街の雄「砂町銀座」を流したあと小畑氏と意見交換を行います。
 「木場三好住宅」は「路地・長屋型のまちづくり」であり、通常の団地のプライバシー距離規定や日照理論によらず、下町の路地空間や相隣関係、開口部処理に倣った住棟配置がなされています。
 また、「シティコート大島」では、建替え前の団地になかった「路地」「横丁」(普通のまちの要素)を意識的に導入した結果、周辺によく溶け込んでいます。
 木場貯木場跡地の防災拠点整備と合わせて整備された「木場・三好住宅」は、今も周囲の低層市街地と調和して建っていました。この密度の高さは、住宅内のコミュニティの形成にも一役買っていることと思われます。
 また、大島シティコートのリニューアルは、従前万年塀で既成市街地と隔てられていた部分にコミュニティ道路整備を行い、そのコミュニティ道路に面するかたちで4階建ての住棟を配置して、低層の既成市街地との調和を図っています。この緑豊かなコミュニティ道路では、高齢者がベンチに座って憩っている様子が見られました。 さらに、北砂五丁目団地の中廊下の実験的取り組みを見学しました。
 これと合わせて、中の橋商店街と砂町銀座商店街の二つの商店街を流しました。いずれも最も忙しい時間前というのに賑わっており、どっこい商店街は生きているなと思うことしきりで、砂町銀座に至っては買い食いせねば通過できないほど、魅惑の総菜がてんこ盛りでした。また、この二つの商店街を見て発見したのは、その陳列密度の高さで、かつ2次曲線状に商品が陳列されていく砂町スタイルがあることでした。
 最後は、例によって「鳥まさ」という居酒屋で、反省会?懇親会?いや!ただの呑み会を開催して、解散したのであります。司波さんが例によって酔っぱらって、学芸出版をだまして、「賑やかな商店街カタログ」を出版しようと騒いでいたことが記憶に残っています。
(写真協力:(株)アルメック高尾氏)

 参加者:13名
2009年6月13日: 関西路地サミット 〜路地を生かしたまちづくり手法を検証する〜

神戸南京町の路地

法善寺横丁
主催 兵庫県建築士会(まちづくり委員会)
 関西には、路地を残した地区が数多くあります。それは「木造密集市街地」という克服すべき都市の課題をはらんでいると同時に、ヒューマンスケールの町並みと、緊密なコミュニティを備えています。さらに路地を愛する人も多いことから、観光地としての魅力を備えた場合もあります。これらの地区が、防災性を備え、コミュニティ形成の基盤となり、さらに観光資源ともなりうるような「路地を生かしたまちづくり」に関する議論が生まれ、広がることは、豊かな都市の未来の姿を生み出す上で必要なことだと考えられます。
 今回のサミットでは、関西各地で先進的に進められている「路地を生かしたまちづくり」の事業手法に特に焦点をあて、その内容を共有し、議論を通じて深め、これからの実践的なまちづくりに寄与することを目的として開催します。
(主催者)

プログラム(予定): 
 1.趣旨説明と問題提起
 2.「路地を生かしたまちづくり事業手法」関西の事例報告
京都・祇園南地区(予定)
大阪・法善寺横丁地区(予定)
神戸・駒ケ林地区他(予定)
 3.「路地を生かしたまちづくり事業手法」検討ワークショップ
 熊本など遠方からの参加もあり、京阪神からの報告に加え、別府、鳥取からも地区の紹介などを頂きました。
 参加者のみなさまの関心も高く、有意義な時間を持てました。
(関西路地サミット事務局・写真も)

 参加者: 40名
2009年6月7日: 日本文化再生によるまちづくりシンポジウム
 『コミュニティ防災とまち並み形成による 路地文化再生のまちづくり』

杉浦貴久氏

主催 NPO法人まちづくり推進機構
 狭隘道路に面する老朽化の進む木造住宅にお年寄りだけが取り残され、特に防災上は最も危険な区域になっている現状が20年以上も続く中、耐震建物に建替えるにも接道の4メートル拡幅が大前提となっていることから、さらに危険度を高めてきている課題の解決に向けて取り組みます。
 そこでは、建築基準法42条3項(2.7メートル幅員)の運用を市街地密集地区が対象として促進されるようすすめ、更なる狭隘道路については特例条件を整備する方向での解決が見えるシンポジウムの内容にできるよう国交省市街地整備担当松田課長様にもご参加いただけることになりました。
 是非、路地再生と木造住宅の耐震補修や建替えにご関心ある方々や長年木造住宅密集の地域問題に取組まれご苦労されてきている方々をはじめ都市計画及び建築に携わるお仕事の関係者の皆様のお誘い合わせのご参加を心よりお待ちいたしております。
(主催者:写真も)
 
 参加者:  名
2009年6月6日: 路地St.(ロジスタ)2009in小鹿野

加藤家住宅

小鹿野歌舞伎
主催 おがの路地まち研究会 ほか
 路地をテーマに、実施するワークショップ「路地St.(ロジスタ)」
 第1回となる今回は、埼玉県秩父郡小鹿野町で開催!

  小鹿野町(おがのまち)は、東京から約100キロの埼玉県山あいの町です。江戸時代から絹生産や商業の町として栄え、今も町の旧道沿いには古い旅館などが残り、当時の面影(おもかげ)を残しています。
 また、小鹿野町は、「花と歌舞伎と名水のまち」と銘打っており、春祭りをはじめとして歌舞伎のまちとして知られています。通常の歌舞伎に加え、女歌舞伎、子供歌舞伎など、江戸時代後期から200年の歴史を継承しています。
 そんな小鹿野町には、まちのメインストリートである旧道から、南北方向に幾つもの路地が伸びています。この路地空間は、車が入りづらいことから、歴史の風情漂う景観を保っているとともに、小鹿野町の地域コミュニティ形成に活かされています。
 路地St.(ロジスタ)2009in小鹿野は、この路地を舞台として、街なかでの「路地パフォーマンス」を楽しみ、「小鹿野の“商と食”の魅力」を広域アピールするとともに、埼玉県における路地を活かしたまちづくりへの取り組みの発信・交流機会とすることを目的とします。
 小鹿野は人口約15,500人の埼玉県秩父郡のまちで、東京池袋から特急で1時間30分、そこからバスで40分のところにあります。まちのメインストリートに直角方向に路地が形成されており、この路地沿いは特に往時の風情を残しています。今回のイベントはこの路地を活かして、地元アートや芸能を展示しようというものです。
 午前中小雨の降る中、各イベントへの延べ参加者数は2000人を超え、大成功の内終了したました。
 イベントレポートはこちらのページを参照してください。

 参加者: 700名
2009年6月5日: 阪神白地まちづくり支援ネットワークH21第3回連絡会

主催 阪神白地まちづくり支援ネットワーク
 阪神・淡路大震災後、何の事業も入らなかった阪神白地地区。その地区でまちづくりを行っていた人たちのネットワークの会合です。

 今回は、「路地のまちづくりに未来はあるか?(その4)~路地の整備手法を考える~」をテーマに議論します。
○ パネラー:
 1.神戸市の事例から  ・狩野 裕行氏(神戸市)
 2.尼崎市の事例から  ・鄭 英柱氏(尼崎市)
○コーディネーター:松原永季氏(スタヂオ・カタリスト)
 
 参加者:  名
2009年5月28日: 第75回街なか研究会
 「身近な公共交通機関としてのバス交通の現状と課題、そして今後の展望」

船戸氏

講師 船戸 裕司 氏((社)日本バス協会 業務部長)
 バス交通は、最も身近な公共交通機関であり、コンパクトシティや中心市街地の活性化にとっては重要な役割を担っています。また、今後一層進むと考えられる高齢化社会にとって、高齢者の文字通り足としての機能が期待されます。

 今回は、社団法人日本バス協会の業務部長船戸裕司氏にお越しいただき、「身近な公共交通機関、バス交通の現状と課題、そして今後の展望」と題してお話しいただき、今後のまちづくりにおけるバス交通の活かし方や可能性について意見交換を行います。 
 公共交通機関におけるバス交通の占める割合は15.8%(2006年度以下同じ)、バスの原価の61.1%は人件費。バスの輸送人員は昭和43年頃101億人/年をピークとし現在は42億人/年と下がってきており経営環境も厳しくなりつつある。輸送人員の落ち込みは大都市部ではなく、地方としてで激しいとのこと。労働時間が長く収入が下がってきているため、運転手の確保が困難になりつつあるようです。
 バス協会では事業者に対して、低利融資や環境対応型車両の購入に対して助成を行っている。また、過去には公共団体から助成金をもらっていなかったが、現在では各地方公共団体から助成を受けているとのこと。
 今後の展開ではバスロケーションシステムや公共車両優先システム、連接バス、バリアフリー、環境対応などが説明されました。その中で、自転車とバスによるパークアンドライドの紹介がありました。また、バス産業勉強会の概要説明がありました。
 フリーのディスカッションの中では、バス事業者によるバス路線図が無かったり、使いにくいなどの意見が相次ぎ、個人でバス路線を一同に整理したサイトがあるなどの紹介がありました。ちなみにそのサイトは下記のとおり。
 バスサービスマップ
 また、船戸さまより下記資料を寄贈いただきました。閲覧を希望される方はNPO日本都市計画家協会事務局まで。
 「バス事業の現状と日本バス協会の概要」「バス産業勉強会報告書」(H21.4)「バス事業百年史」

 参加者:14名
2009年4月13日: 第74回街なか研究会
 「住民と女子大生がはじめたまちづくり 読売ランド前駅周辺まちづくりプロジェクト」

井上十三男氏

講師 井上十三男氏
(読売ランド前駅周辺まちづくりプロジェクト代表)
 読売ランド前駅周辺を、もっと愛される地域の核にしようと平成18年の7月に、この駅を利用している地元住民、商店会、日本女子大学の有志が集まりプロジェクトチームを立ち上げたまちづくりグループ。
 組織も発足時の事務局の他、学生事務局がスタートし、メンバーも充実してきており、先ずは、出来るところからはじめる日本女子大生、地元商店、地元住民によるオリジナル商品(平成19年の作品はかわさき銘菓に認定されました)を創作・販売。
 もう一つは腰を据えた当地域のまちづくりに役立ち、コンセンサスづくりにもなる講演会、文化講座、見学会等を行って、これらの提案やアンケートの意見をとりいれた「駅前再生たたき台案」を作り上げ、今後の展開へとステージを変えつつあります。
 今回は、会の代表井上氏にお話しをいただき、情報交換をしたいと思います。
 日本女子大と商店街のコラボによる地域ブランド商品作り。なんと2年連続「かわさき名産品」に選ばれ、さらに全国推奨観光土産品に認定!
 講演会や地域住民等へのアンケートを実施して、いよいよ駅前空間検討チームの発足!街路灯、電柱、ベンチ・花鉢、道路舗装について検討。さらには看板や建物外へ金コントロールについても検討していくとのこと。
 駅前にドトールがあることにより、リタイアした人々が駅前に集まってきて、賑わいを形成しており、地元商店街ではドトール効果と呼んでいるらしい。
 また、市の補助金をもらって活動していたが、手続等が煩雑で使いにくいとのこと。現在は、商店街からの寄付金や有志からの寄付金で運営。活動後の懇親会の割り勘残余金がかなり貢献しているとのこと。確かに街なか研もチムニーの割り勘残余金で活動の幅が拡がっています!

 参加者:15名
2009年4月4~5日: 長野アフターサミット

善光寺表参道地区

松代地区
 大好評の内に終了した、全国路地サミット2008in長野。
 サミットの開催だけでなく、開催地へもっと還元できないか、
そんな思いから、アフターサミットを開催します。
 今回は、長野サミットに参加された方を中心に、再び長野を訪れて
長野の皆さんとワークショップを行います。
 善光寺表参道地区は観光という大義名分で、実は市民が歩くまちづくりを進めるべき!
 松代地区は、外の女性が泉水ならぬ泉水で、松代の女性を活性化すべき!
 詳しくは、報告書をご覧ください。

 参加者:路地協10名、善光寺表参道12名、松代地区15名
2009年3月5日: 第73回街なか研究会
  「散歩屋絵地図師のイラストマップ」

高橋美江氏

講師 散歩屋・絵地図師 高橋美江氏
 NHK総合テレビ『こんにちは いっと6けん』散歩のコーナーを担当されている「絵地図師・散歩屋」の高橋美江さんを講師にお招きして、まち歩きのコツ、楽しみ方についてお話しいただきます。
 全国200箇所以上のイラストマップを手がける高橋美江氏。そのイラストマップは路地まで書き込むこだわり。その理由は!最初に手がけたイラストマップは、都市計画コンサルタントから土地利用現況図を手渡されて製作。
 講師の高橋氏から、まちの見方を伝授!まずは、だまし絵でテスト!「ルビンの壷」の絵を見て何が見えますか?壷!顔が向かい合っている!
 それだけ?そう!向かい合っている顔は男女になっている。
 まちは、「晴れ」の景色だけではなく、「け」を見て楽しもう!
 まち歩きマップは、正確である必要はない。歩くためのポイントが乗っていることが大切・・・。
 街なか研には珍しく、若き女性も参加!実は平塚市の職員さんで、今度は平塚市で講師をとその場で高橋氏にオファーでした。

参加者:11名
2009年2月27~28日:
  「新潟路地からのまちづくり作戦会議」

野内隆裕氏

新潟の小路
講師 roji-ren niigata 野内 隆裕氏
全国路地のまち連絡協議会事務局 木村 晃郁
 みなとまち新潟には、時代とともに大きく姿を変えた小路から、生活の場である路地としての表情を残す小路があります。
 新潟市では、平成18 年からまちづくり活動を行っている市民と市が協働で、本町・古町通り沿いの各小路の入口に、その小路の風景をデザインしたイラストや小路名の由来を紹介した「小路解説板」を設置しています。手に持って楽しくまち歩きができるよう、同じイラストや現地の写真などを合わせたマップを合わせて作成し、大きな反響を得て、路地への関心を得た今、街の魅力や歴史を感じながらまち歩きを楽しむことを見いだしているとのこと。
 この街こそが新潟の宝である。それをもっと活かしたい。小路から見えるまちを、どのようにまちづくりへ活かしていくことができるだろうか。「小路解説板」でつながった上本町と下本町が、路地という共通点からまちあるきのポイントとして結びつき、まちづくりに活かせるだろうか。その思いから、作戦会議を企画したそうです。
 まずは、野内のコーディネートにより、新潟の町を視察します。新潟は、信濃川に並行して通りがあり、小路は信濃川に直交しています。この通りと小路をあみだくじのごとく歩き回りました。
 作戦会議には、新潟島の様々な活動団体から、予定を超える40名弱の人が集まり、全国路地のまち連絡協議会の全国での取り組み報告につづき、roji-ren niigataの野内氏から新潟島の良いところ、小路解説版の設置、小路めぐりマップの作成、それによる波及効果などについてプレゼンテーションがありました。続いて、参加者の自己紹介、今後の会議の継続について合意しました。
 会議終了後は、当然懇親会へと突入し、新潟の夜は更けていったのです。

参加者:38名
2009年2月20日:
  「埼玉県小鹿野町 おがの路地まち勉強会」

前田波留代氏

加藤家住宅
講師 グループタウンウォッチング代表 前田 波留代氏
全国路地のまち連絡協議会事務局 木村 晃郁
 二百数十年継承されている地歌舞伎のまちである小鹿野町においては、中心市街地活性化に向けて各種事業の検討を行っており、その事業化検討の一環とし て、地域固有の空間資源としての路地の活用による街なか回遊・滞留の誘発を図るため、住民による自発的な観光まちづくりへの取り組み方策を探るためワーク ショップを開催するとのこと。 
 小鹿野名物「わらじカツ丼」で腹ごしらえして、いざまち歩きへ。地元、行政、路地協会員など約40名がぞろぞろ、小鹿野のまちを歩きます。
 小鹿野の路地は、メインストリートに直交する形で家と家の間が路地になったように形成されています。メインストリートがかなりシャッターになりつつあり、路地まわりも駐車場が目立ちはじめています。
 それでもいくつ風情のある路地が残っているとともに、メインストリートには古い商家など多く残されています。店舗も看板をはがせば往時の風情が取り戻せるはず。また、旧遊郭ゾーンなど、興味深い所もありました。
 続いて、グループタウンウォッチングの前田氏によるまち歩き観光の可能性と小鹿野町の可能性について後援を受け、路地協事務局による全国での取り組み事例報告と進みます。
 そして、恒例の懇親会です。小鹿野の地のもを肴に、秩父の銘酒と秩父ワイン。小鹿野町の人は元気です。この元気と結束力があれば、中心市街地の活性化はなるか!?小鹿野名物地歌舞伎の隈取をした路地協会員とともに、小鹿野の夜は怪しく更けていったのです。

参加者:38名
2008年12月3日: 第72回街なか研究会
  「2009はどこへ行く?」路地協&街なか研合同忘年会in根津・千駄木

区界の道

へび道
講師 案内人:高尾利文氏・坂井雅子氏((株)アルメック)
 年末恒例、街なか研究会と全国路地のまち連絡協議会との合同忘年会です。
 今年は、4つの区境が錯綜する下町(田端・西日暮里・千駄木・谷中)あたり。根津から千駄木まで、旧藍染川の「へび道」~「よみせ通り」を流してから忘年会に突入します。
 まち歩きだけの参加や忘年会だけの参加も可能です。
 もちろん初めての方もどうぞ。
 今年1年を振り返り、来年はどの辺を「さるく」(長崎弁でほっつき歩く)か!
 区界は面白い!実に面白い!
 元藍染川だったへび道は、区界がゆえにどちらの区も手を出せなくて、そのままくねくねの細街路になった。この道で、自転車でレースをやってもかなり面白いのでは。
 さらに、北に登ると、北区・荒川区・台東区・文京区の4区が接する区界ゾーンに、幅数十センチの区界道路?いや通路?でも接道はこの通路に!
 いやはや、まったく。今度は区界サミットをやらねば・・・

 参加者:15名
2008年11月14日: 第71回街なか研究会
  「初の街あるきビジネスの極意を聞く」
講師 前田波留代氏(グループタウンウォッチング代表)
 前田波留代さんを講師にお招きします。
 前田さんは会員制街歩きの会を開催されておられ、1992年より140箇所、3300回を超える街歩きを実施。ビジネスとして見事に成立させています。又街歩きに関する書籍、記事などを数多く執筆。
 そこで街なか研究会では、その街歩きの極意、会員制度の状況など色々と伺うことにしました。ご興味のある方はどなたでも参加を申しこんでください。
 現在の会員数は500名。毎月11日(グループ)でツアーを実施。入会金5,250円、年会費23,940円で年10回の日帰りツアーに参加。食事や交通費は各自持ち。別途スペシャルツアーで遠出やお泊まりも。会員のほとんどが年配の女性。うーむ,やはりお金と時間をもっているのは・・・
 ツアー候補地を常に物色中!1ヶ月間で400人ほどの観光客が訪れます。あなたのまちでもGTWに声をかけてみてはいかがですか。

 参加者:14名
2008年11月5日:NPO粋なまちづくり倶楽部 第8回神楽坂連続路地シンポジウム
  「創造的で持続可能なまちづくりの担い手の育成」
  ~墨田区向島の路地からのまちづくりに学ぶ~
 神楽坂名物 連続路地シンポジウム。
 第8回目の今回は、西村先生が向島を解剖します。
 向島は、一寺言問(東向島)の防災まちづくりが発端。路地尊から天水尊へ、気付くとアーティストが長屋に住み始め、向島博覧会、アートロジ-、向島年へ。そして、向島学会へと。
 明治大学山本先生も、向島の人からは「このこ」と呼ばれてしまう。
2008年10月25日~26日:
全国路地サミットIN長野   「歴史と文化を巡る路地観光」
 今年で第6回目となる「全国路地サミット」今年は長野市で開催です。

 地元の市民組織の総力結集して、長野まち歩きツアーを実施。基調講演は「長崎さるく博」プロデューサーの茶谷氏、市民が主役のまち歩き博覧会、その先にあるものは?!
 第2部の懇親交流会では、長野の食材と地酒で盛り上がります。
 「まち歩きが都市観光を変える」まちの住んでいる人が主役のまち歩きガイド。ガイドが全てのコースを知る必要はなく、それぞれが得意なコースをご案内。
 長野の小路は、地蔵有り、坂有り、小川有り、用水路の立体交差有り、酒蔵有り、洋傘職人もいた。

参加者:200名超(カウントできず)
2008年10月1日: 第70回街なか研究会
  「街なか研10年70回記念 街なか研の10年を振り返り、今後の街なか活性化を考える」

キラキラ橘銀座を視察

懇親会
講師 今井晴彦氏((株)サンプランナーズ)
 NPO日本都市計画家協会街なか研究会は今年で10年,70回の節目を迎えることができました。
 これを記念して、百花園で記念研究会を行います。
 秋の百花園の庭を眺めながら、一献傾け、街なか研の10年を振り返り、今後の街なかについて皆さんと考えていきたいと思います。
 曳舟駅周辺の再開発、京島の密集事業、東向島鳩の街と路地尊をめぐる京島・向島ミニツアーを実施。
 街なか研発足当初の議論を今井さんと小澤さんに紹介いただき、一同関心しきり!その内容は「街なか支援の都市計画上の意義!」「街なか対策の社会的意義!」
 府中の中心市街地活性化の議論まで飛び出し、二次会は再開発で消えるかもしれない三祐酒場へ。

 参加者:18名
2008年9月11日:第69回街なか研究会
  「象地域設計の仕事/密集市街地での共同化」

Jコートハウス
講師 江國智洋氏(象地域設計)
 前回に引き続いて、密集市街地におけるまちづくりに視点をおきます。
 密集市街地における共同建て替えに積極的に取り組む象地域設計の江國さんを講師として迎え、密集市街地における共同化の方策、問題点や課題についてお話を伺います。
 特に、昨年完成した北区上十条三丁目の共同化プロジェクト「Jコートハウス」の合意形成を中心に、これまで象地域設計が関わってきた10数例の共同建替えプロジェクトにも触れていただく予定です。
 「Jコートハウス」は、NPO都市住宅とまちづくり研究会と共同で地域密着型のコーポラティブハウジングを実現し、大きな注目を集めています。
 補助金の少ない分は、区がうまく工夫して支援。区と権利者コーディネーターとコーポラティブ住宅コーディネーターが、タッグを組んだ勝利。
 今後のコーポラティブ住宅についても議論が拡がりました。

 参加者:7名
2008年8月27日:第68回街なか研究会
  「都市再生機構の密集市街地整備の取り組みと今後の展望」
講師 林和馬氏(都市再生機構東京都心支社密集市街地整備第1チームチームリーダー)
 三軒茶屋地区における都市計画道路補助209号線の整備など、都市再生機構による密集市街地整備の積極的な取り組みが多くなされています。
 そこで、今回は都市再生機構東京都心支社密集市街地整備第1チームチームリーダーの林和馬さんを講師に迎え、都市再生機構の密集市街地整備のこれまでの取り組みや今後の考え方などについてお話を伺うとともに、密集市街地整備を進める上での問題点や課題などについてお話を伺います。
 都市機構が地域の特性に合わせて取り組む密集市街地整備。法改正により機構が従前居住者用賃貸住宅の整備が可能に。

 参加者:14名
2008年7月17日:第67回街なか研究会
  「ミニキャラバン in 四谷荒木町」街なか研究会&路地協合同暑気払い

荒木町の路地

津の守弁天で話を聞く
講師 寺田弘氏(NPO粋なまちづくり倶楽部理事長)
 路地と坂道のまち四谷荒木町。今回は街なか研との合同暑気払いをかねて、荒木町の路地を探検します。スリバチ状の地形に建物が密集し、道は地形に沿って屈曲し、路地になり、坂になり、階段になります。スリバチの底には津の守池と津の守弁天。路地のまちの白眉「四谷荒木町」を流しましょう。
 階段に路地、津の守池、曲がりくねった道路。昔の風情を十分感じることができました。坂と路地のまちは、隠れ家が似合う!当然、飲み屋が似合って、男と女が・・・。
 津の守池周辺の土地を地主から買い取って欲しいといわれたが、まちづくりグループには残念ながら資金調達できず断念。それでも、路地の街なは何とかがんばっています。
 今年の路地サミットについて、若干打ち合わせもしました。

 参加者:16名
2008年6月21日:第66回街なか研究会
  「ミニキャラバン in 田端」(財)北区まちづくり公社の仕事

寺田氏と鉄道モニュメント

ガード下の壁画
講師 寺田雅夫氏(北区まちづくり推進課主査、元(財)北区まちづくり公社主査)
  「まちワークin」は、北区まちづくり公社のワークショップのブランド!その活動から「十條遊縁市」が、「東田端レールパーク構想」が!今回は、駅弁コンテストなど最近のまちづくり公社の活動と田端駅周辺のまちづくりについてお話を伺った後、街歩きをします。
 講師は、3月まで公社職員だった寺田雅夫氏(北区まちづくり推進課)。この人、雑誌「東京生活」の取材に協力して、ちゃっかり出演してしまう面白人間です。
 東田端地区の「レールパーク構想」!その中の「鉄道八景」。ガード下の壁画、公園や交差点の鉄道モニュメント。住民手作りの玉石アートも加わって、少しずつできています。
 まち歩きの途中、「絵地図師」高橋美江邸にお邪魔して、絵地図談義の後、懇親会に突入。

 参加者:12名
2008年5月24日:第65回街なか研究会
  「ミニキャラバンin松本」

ナワテ通りを視察

藤村氏、柳澤氏に話を聞く
講師 小林修氏(元松本市職員)
藤村吉彦(お城下町まちづくり協議会会長)
柳澤孝夫(ナワテ通り商業協同組合理事長)
 第64回の講師小林氏が、是非街なか研に松本で議論して欲しいと言うことで、久々に復活,街なか研名物[ミニキャラバン」in松本。
 新緑萌える松本で、そばに、馬刺しに、田楽de一杯。奮ってご参加ください。
 松本の街なかを視察しつつ、松本市町会連合会会長さんの藤村さんとナワテ通り商業協同組合理事長の柳澤孝夫さんに、松本市のまちづくりと商業の現況、松本城の内堀の全復活や世界遺産登録への活動などについてお話しを伺いました。また、老舗の料亭松本館では美人女将に、国の登録有形文化財である旧館大広間「鳳凰の間」の由来と維持の現状を伺いました。
 懇親会では、松本の中心市街地の活性化方策や長野市での住民まちづくりの現状などを話し合うとともに、今年の全国路地サミットの概要などについて話し合いました。

 参加者:10名
2008年3月6日:第64回街なか研究会
  「元自治体担当者の体験談から観る松本のまちづくり」
     バトルトーク「これからの地方都市のあり方!」
講師 小林修氏(元松本市職員)
 元松本市職員が語る松本市のまちづくりと、地方都市が抱える諸課題。講師の小林氏は是非バトルトークをと意気込んでいます。我こそはと思う方はご参加ください。
 松本城を世界遺産に!長野の文化のまち松本はどこへ行く?!

 参加者:12名
2008年2月7日:第63回街なか研究会
 自由討議「街なか再生!コンサルは生き残れるか」

新原氏(十条キャラバンにて)
コーディ
ネーター
新原芳明氏((社)信託協会専務理事)
 忘年会で酔った勢いで決まったテーマ。街なか再生を担うコンサルは生き残れるかについて自由討議を行います。
 (財)信託協会新原氏をコーディネーターに議論を展開、金融系コンサルも参入して、バトルトークを実施。結論は?

 参加者:17名
2007年12月26日:第62回街なか研究会
 忘年会(NPO日本都市計画家協会街なか研究会との合同)
  品川区中延商店街に学ぶ

中延商店街の街中サロン
定休日でした
講師 高尾利文氏((株)アルメック第二計画部長)
坂井雅子氏((株)アルメック第二計画部長代理)
 恒例、街なか研との合同忘年会です。今年を振り返り、来年の活動のターゲットを考えるか。ただ飲みつぶれるか。
 中延商店街を流した後、会場に集合。中延商店街とNPOバリアフリー協会が取り組む街のコンシェルジェ事業。お年寄りのちょっとした困りごとに有償ボランティアがお手伝い。報酬は区内共通商品券で。ほか、街中サロンや楽習教室などの取り組みも。
 2008年の街なか研と路地協の取り組みについても意見交換。

 参加者:14名
2007年10月31日:神楽坂連続路地シンポジウム
  新潟県村上市の黒塀プロジェクトに学ぶ

村上黒塀プロジェクト
神楽坂NPO粋なまちづくり倶楽部名物、連続路地シンポジウム。
今回は、神楽坂で展開を計画中の「黒塀プロジェクト」について、先進地の新潟県村上市の吉川真嗣氏(味匠吉川専務)さんをゲストに議論します。
♪粋な黒塀見越しの松に♪
 役所がやらなければ、私がやる!住民がやる!商店街がやる!地元が動けば、JRも動く!国交省も動く!黒塀プロジェクトの黒板1枚2000円。住民の手作りのプロジェクト。
2007年10月27~28日:全国路地サミット2007in浜名湖・新居
今年のサミットは静岡県新居町で開催。
活動報告も北は八戸から、南は別府から。
 盛会御礼!シンポジウム参加者約200名!地元実行委員会の皆さんのもてなしもエクセレントでした!参加者の皆さんに感謝!感謝!の一言あるのみ!
2007年10月25日:第61回 街なか研究会
  「起業とブランドとしての地域=神楽坂と「まかないこすめ」の場合」
講師 立川真由美氏((株)ディーフィット代表取締役)
 石川県金沢の地場産業「金箔」。そこの娘が金箔屋のまかないでコスメブランドを起業。1号店はなぜか神楽坂に?
まかないこすめ((株)ディーフィット)社長 立川真由美さんにお話を伺います。
 神楽坂1号店につづき、なんばパークスに2号店を開店。早くも神楽坂1号店は店を改装して、もてなしの空間を作るとの構想有り。

 参加者:9名
2007年10月2日:第60回街なか研究会
  「神楽坂のイベント「まちとびフェスタ」と粋なまちづくり」
講師 日置圭子氏(NPO粋なまちづくり倶楽部副理事長・(株)粋まち代表取締役)
 昨年は1か月の間に80のイベントが集結。神楽坂中で何かが起きています。
 NPO粋なまちづくり倶楽部副理事長日置圭子さんにお話を伺います。
 今年は約100のイベントを集め、相変わらずアグレッシブに活動する日置実行委員長。NPO粋なまちづくり倶楽部の事業を実効あるものにするため、(株)粋まちを設立。

 参加者:10名
2007年10月24日:第59回街なか研究会
  「変わるか? 都市の公共交通政策」


富山LRT
講師 神田正行氏(国土交通省街路課企画専門官)
 人口減少下の都市のコンパクト化に欠かせない、新たな都市交通制度の構築。
 その中心を担っている国交省街路課の企画専門官神田昌幸さんにお話を伺います。
 先着30名様、満員御礼
2007年9月10日:第58回街なか研究会
  内閣官房中心市街地活性化本部事務局の活動のこれから
講師 嘉村潤氏(内閣官房参事官)
水越友香氏(同主査)
 活性化本部から見た地方都市の計画づくりの動き、及びこれからの展望等についてお話を伺います。
 満員御礼!全国18地区の概要と今後の展望についてお話しいただきました。

 参加者:22名
2007年8月28日:第57回街なか研究会
  「長野市における文化・イベントを活用したまちづくりの取り組み」
講師 石川利江氏(ISHIKAWA地域文化企画室 代表)
 長野中心市街地活性化の一翼を担う善光寺表参道地区における「文化村計画」や、真田十万石城下町松代における文化による市民起こし「エコール・ド・まつしろ」等、市民文化を切り口としたまちづくりについて、路地サミット2006in諏訪でパネリストをつとめた石川利江さんにお話を伺います。
 善光寺表参道では、大学生を活用して屋台(山車)の組み立て実験!
 松代のエコール・ド・まつしろは会員900人の住民組織!そのうち半分しか!?活動していないとのこと!何をおっしゃいます「半分も!」です。

 参加者:10名
2007年8月8日:第10回 中心市街地活性化研究会開催のご案内
中心市街地の現状と活性化の取組み ~日本版BID活用について~
平成19年第36回 神楽坂まつり
恒例、夏の神楽坂が、しっとり かつ 燃えます!
2007年7月19日:平成19年度第3回世話人会議
2007年6月11日:平成19年度第2回世話人会議
2007年6月10日開催:初夏の「谷根千」路地散歩
谷中は奥が深い!盛況のうちに終了!
2007年5月19日開催:神楽坂「初夏の着物でコンシェルジェ」(主催:NPO粋なまちづくり倶楽部)
最近の活動(今後の予定・関連イベントを含む)2017年~ 
2010年~2017年の活動
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