全国路地のまち連絡協議会(路地協)>概要(「路地協」について) | ||||
概要(「路地協」について) | ||||
(「設立直後の活動履歴」もご参照ください) | ||||
路地(街なかの昔からの狭い道)のあるまちの多くでは、安心して暮らせるコミュニティが育っています。 商店街では、狭い道に並ぶ店が賑わいある界隈を生み出し、住宅地においては子供の安全な遊び場であり、住民たちの井戸端会議の場であり、暮しの場の延長です。 そのまちで生活する人々の息づかいが聞こえてくるような路地は、日本の都市を成り立たせている原風景のひとつです。ところが昨今、そのような路地のあるまちで、大規模な集合住宅や再開発が進み、路地が消えつつあります。 路地のまちは、市街地の土地を有効に活用する考え方からは効率が悪く、火事や地震などの災害時には救急車や消防車が通れないなど、たくさんの問題を抱えていることも確かです。しかし、そのような開発効率や機能向上だけで、路地を消滅させてよいものでしょうか。路地のもつコミュニティを壊してよいのでしょうか。 私たちは、路地のすべて残そうというのではありません。安全かつ安心で美しい路地空間とコミュニティはいかにあるべきか、どのようにしたら路地空間を街なかに活かし、残し、再生していけるのか、全国の「路地のまち」が手を組んで、情報交換をすることによって、その方策を研究し、より効果的なものとしていきたいと考えます。 |
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○全国の「路地のまち」の情報を収集し、共有します。 | ||||
○全国の「路地のまち」の活動団体、研究者などの情報交換及び交流を行います。 | ||||
○全国の「路地のまち」の調査研究、路地の活用・再生に向けた政策提言を行います。 | ||||
○全国の「路地のまち」の活動を、会員相互の協力により支援します。 | ||||
と方針を打ち出すことによって、路地のまちを活かす活動を応援していきたいと考えました。 私たちはこのような趣旨のもと、2003年、東京都北区十条において「第1回全国路地サミット」を開催、つづいて2004年8月には大阪市において「第2回全国路地サミット」を開催し、参加者一同による「路地宣言」を採択し、当「全国路地のまち連絡協議会」の設立を決議いたしました。 「路地宣言」及び「全国路地のまち連絡協議会規約」をお読み頂き、この趣旨にご賛同いただける、多くのみなさま方のご参加をお待ちしております。 |
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■当面の活動案 | ||||
1.全国路地サミットの開催 2.路地の定義 3.全国の路地のあるまちづくりの事例収集など 4.会員によるメールでの情報交換 5.路地園芸推進プロジェクトの企画・運営 6.路地百選の選定 7.その他路地に関すること |
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■ 運営組織 | ||||
1.代表世話人 | 当面置かない | |||
2.世話人 | 今井晴彦氏((株)サンプランナーズ)ほか10〜20人程度(世話人名簿参照) | |||
3.事務局 | NPO法人日本都市計画家協会内に置く | |||
規約 | 入会書式・パンフレット | |||
全国路地のまち連絡協議会規約(2013.05.09) | 入会フォーム | |||
全国路地のまち連絡協議会会費・運営支援金規約(2013.05.09) | 賛助団体会員入会書式 | |||
パンフレット(2014.06.06) | ||||
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