roji roji roji roji roji 新潟路地からのまちづくり作戦会議 roji roji roji roji roji 

開催日時 平成21年2月27日(土) 13:30〜21:00
会場 新潟市本町・古町界隈路地のまちゾーン
クロスパルにいがた(生涯学習センター) 403講座室
主催 roji-ren niigata、新潟市、全国路地のまち連絡協議会
参加者
38名
内路地協 5名 司波、木村、稲葉、池田、横山
目的  みなとまち新潟には、時代とともに大きく姿を変えた小路から、生活の場である路地としての表情を残す小路があります。
 新潟市では、平成18 年からまちづくり活動を行っている市民の方々と市が協働で、本町・古町通り沿いの各小路の入口に、その小路の風景をデザインしたイラストや小路名の由来を紹介した「小路解説板」を設置しました。手に持って楽しくまち歩きができるよう、同じイラストや現地の写真などを合わせたマップを合わせて作成し、大きな反響を得て、路地への関心を得た今、街の魅力や歴史を感じながらまち歩きを楽しむことを見いだすことができました。
 そして今、私たちは、この街こそが新潟の宝である。それをもっと活かしたい。小路から見えるまちを、どのようにまちづくりへ活かしていくことができるだろうか。「小路解説板」でつながった上本町と下本町が、路地という共通点からまちあるきのポイントとして結びつき、まちづくりに活かせるだろうか。その思いから、皆さんと考えていきたいと作戦会議を企画しました。東京から「全国路地のまちづくり協議会」より司波さん、木村さんをお招きし、路地を活かしたまちづくりを進めている地区の事例紹介やアドバイスもいただける予定です。
 新潟・路地からのまちづくり作戦会議に参加しませんか! お待ち申し上げております。
1.新潟路地見学会
 新潟の路地をめぐるまち歩き。ガイドはroji-ren niigataの野内さん。
 野内氏デザインの小路めぐりマップを持ってGo!
 右の地図をクリックするとダウンロードページに移ります。

 野内氏が、自身のお気に入りのスポットなどを紹介するホームページ「にいがたなじらねっと」。新潟の面白いところがわかります。必見!

野内氏自画像

新潟小路めぐりマップ
まち歩きレポート
2.主催者・路地協挨拶
新潟観光コンベンションビューローの横山氏司会進行
新潟市まちづくり推進課の池田課長(当時)挨拶
路地協から司波世話人と事務局木村が挨拶
横山氏 池田氏 司波世話人
3.路地からのまちづくり全国事例報告
  報告:木村晃郁(全国路地のまち連絡協議会事務局)
路地協事務局木村より、全国の路地のまちの取り組みについて事例報告
木村報告概要
○ 路地協の概要
○ 全国の取り組み事例
  東京神楽坂(NPO粋なまちづくり倶楽部ほか)
  東京向島(NPO向島学会ほか)
  大阪空堀(からほり倶楽部ほか)
  東京十条(十條あすみの会ほか)
  青森八戸(八戸横丁連絡協議会)
  長野松本(ナワテ通り商業協同組合)
  長野善光寺表参道地区
  長野松代地区(エコールドまつしろ倶楽部ほか)
  長野諏訪:辻と小径の景観づくり
  長野飯田裏界線
  愛知碧南市大浜地区:歩いて暮らせる街づくり
  長崎県平戸市の都市計画キャラバン
  長崎さるく博−まち歩きが観光を変えた
  新潟:小路めぐりマップ(roji-ren niigata)
  東京谷中銀座:谷中切絵
  静岡新居町:歴史を活かしたまちづくり(新居関所周辺まちづくりの会)
○ 「西村幸夫編著 路地からのまちづくり」(学芸出版)
会場の生涯学習施設
クロスパル新潟
予定を超える参加者
4.新潟の町 小路めぐりの効能
  報告:野内隆裕氏(roji-ren niigata)
1.新潟町の魅力
2.小路めぐりマップ・案内板
3.早速出てきた効能
4.今後の小路めぐりの活用
5.結論 メッセージ
講演の内容は
5.懇親会
 会場を古町に変えて、懇親会に突入です。
 ヤミ市研の井上氏も参加して、「新潟のまちづくりも、飲み屋で起きている!」のです。
6.その他ウォッチング新潟
移動中に拾った風景
 作戦会議から懇親会会場への移動すがら拾った風景を2点。
 一つは、街灯の袖照明に小学生のイラストを採用していました。良いアイデアだと思いますが、今のご時世ではできないですね。街灯の柱に小学校名と作者のフルネームが表示してありました。
 もう一つは、アーケードの町新潟ならではの風景。古町5番アーケード街には、新潟出身の漫画家水島新司のキャラクターのブロンズ像が並べられていました。
 ドカベン、里中、岩城、アブサン、・・・、なつかしい〜!こんななつかしキャラクター達は、新潟の若い人にもなじみがあるのだろうか。
 いずれにしても、9時ころのアーケードは歩く人はほとんどいませんでした。
小学生が描いた絵が袖照明に、柱には小学校名と氏名が
水島新司ストリート(ドカベンのバットがしなります)
旧斎藤家邸宅
 新潟3大財閥といわれた豪商、斎藤喜十郎家が1918年に建てた別荘だそうです。
 砂丘の斜面を利用した回遊式庭園の評価が高いそうですが、建物は、月の字くずしの欄間などかなり桂離宮を意識して作られており、建物も評価されるのではないでしょうか。
 敷地面積は約4400平方メートルだそうで、2009年5月に新潟市が取得することが決まっています。
 新潟市は今年、ときめき国体と大観光交流年という大きなイベントを抱えており、大観光交流年に向けて公開のための整備を行うようです。
視察レポート
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