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テーマ
「コミュニティ防災とまち並み形成による
       路地文化再生のまちづくり」
−京都の祇園町や袋路、大阪の法善寺横丁、
            東京の月島に学ぶ路地の防災まちづくり−
講 師
杉浦貴久造氏(京都・東山区:祇園町南側地区協議会会長)
日 時 平成21年6月7日(日) 13:00〜15:30
開催場所 アサヒスーパードライホール4F(アサヒアートスクエア)
  東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」
  より徒歩3分
参加費 無料(先着180名)
主催団体等
特定非営利活動法人 まちづくり推進機構
申込先
〒111-0033
東京都台東区花川戸1−10−3
  TEL03-3842-8820

お申し込み
内 容
 今回のシンポジウムでは、狭隘道路に面する老朽化の進む木造住宅にお年寄りだけが取り残され、特に防災上は最も危険な区域になっている現状が20年以上も続く中、耐震建物に建替えるにも接道の4メートル拡幅が大前提となっていることから、さらに危険度を高めてきている課題の解決に向けて取り組みます。

 そこでは、建築基準法42条3項(2.7メートル幅員)の運用を市街地密集地区が対象として促進されるようすすめ、更なる狭隘道路については特例条件を整備する方向での解決が見えるシンポジウムの内容にできるよう国交省市街地整備担当松田課長様にもご参加いただけることになりました。 ご案内チラシを添付いたしましたのでご参考ください。

 是非、路地再生と木造住宅の耐震補修や建替えにご関心ある方々や長年木造住宅密集の地域問題に取組まれご苦労されてきている方々をはじめ都市計画及び建築に携わるお仕事の関係者の皆様のお誘い合わせのご参加を心よりお待ちいたしております。
 ご参加ご希望の際は、下記HPからや直接メールにてお申込みくださいませ。

◆まちづくり推進機構の
 日本文化再生によるまちづくりシンポジウム

 『コミュニティ防災とまち並み形成による
       路地文化再生のまちづくり』

−京都の祇園町や袋路、大阪の法善寺横丁、
            東京の月島に学ぶ路地の防災まちづくり−
路地の生業コミュニティ文化が崩壊し、
  日本の木造建築文化が消えようとしている今、真の再生を求めて!

■開催日
 平成21年6月7日(金) 13:00〜15:30
■会場
 アサヒスーパードライホール4F(アサヒアートスクエア)
  東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」
  より徒歩3分
■参加費及び募集人員
 参加費:無料(先着180名)

【開催主旨】
 全国の路地(狭隘道路)が網のように張り巡らされている木造住宅密集地区(密集市街地)では、長年に亘って道幅4メートルへ拡幅される整備事業が大命題として示されてきました。
 しかし現実には建替えの際、現況よりセットバックが余儀なくされるためこれまでの居住者の建物の構造を大きく変えてしまい、建物は老朽化してきているにも拘わらず建替えに取り組む世帯は極めて少なく、防災整備からみたまちの姿は時間の経過によってさらに高齢者世帯となってきている建物は老朽化がすすみ劣悪な状況に向かっています。

 全国の多くの路地をもつ明日の見えない木造住宅密集地区(密集市街地)に、京都の祇園や袋路、大阪の法善寺横丁や東京の月島などの取り組みから全国の共通の防災まちづくりの道筋をつくれるキッカケにしようとするものです。

 特に老朽建物の建替えについては、建築基準法第42条の2項(道幅4メートル以上)と3項(道幅2.7メートル以上)の運用にあたりまして、2項は一般の都市市街地を対象に運用し、地方自治体が密集市街地若しくは木造住宅密集地区と指定している地区については3項がそのまま適用されることを目指す取り組みを進め、道幅2.7メートル以内の路地(細街路)では例外規定の条例など地方が定め運用できるように推進できれば、路地再生に向けての大きな課題の1つの道筋が開け、つぎの若年層の定住化や生業コミュニティの発展につなげられる方向性を見出したいものと開催するものであります。

【プログラム】
       
  司会 浅尾空人氏
  (谷中コミュニティ委員会会長:NPOまちづくり推進機構副理事長)

 1.路地再生に取り組む地域の住民活動の経過と課題【報告】
  ・野池幸三氏(台東区:谷中まちづくり協議会会長)
  ・関川敬一氏(台東区:根岸まちづくり協議会会長)
  ・野村 薫氏(墨田区:京島地区まちづくり協議会会長)
  ・阿部洋一氏(墨田区東向島地区:一寺言問を防災のまちにする会)
 2.木造建物での建替えや路地再生ができた道のり【報告】
  ・杉浦貴久造氏(京都・東山区:祇園町南側地区協議会会長)
  ・井上 隆氏(株式会社首都圏総合計画研究所代表取締役)
    【京都袋路、大阪法善寺横丁、東京月島】
 3.これからの路地再生への道筋
  ・西村幸夫氏(東京大学大学院 工学系研究科教授:世界遺産会議委員:
    全国路地のまち連絡協議会顧問)
    【著書「路地からのまちづくり」、「西村幸夫風景論ノート」、
     「都市保全計画」、「証言・町並み保全」他多数】
  ・中林一樹氏(首都大学東京 都市環境科学研究科教授:
    中央防災会議委員:東京都防災会議委員)
    【著書「巨大地震と大東京圏」、「大地震東京危険度マップ」、
     「安全と再生の都市づくり」他多数】
  ・井上 隆氏
    【著書「狭隘道路と密集市街地の計画的整備」、
     「狭隘道路と生活道路の整備方策」他多数】

  ◇コーディネーター  関根博之(NPO法人まちづくり推進機構理事長)

 ※終了後 懇談 (30分間)
参考ウェッブサイト
特定非営利活動法人 まちづくり推進機構
シンポジウムサイト
申し込みフォーム

備 考