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それでもめげず都内で登山

 23:江古田富士
※このコラムにおいて「都内」とは、概ね23区の範囲を言います。
2021年夏 今井晴彦
1839 年築造 練馬区小竹町1−59−2 茅原浅間神社

 
 国指定重要民俗文化財であり、これもまた眺めるだけだが、姿は良く見えず、いってがっかりの富士塚だった。

 西武池袋線江古田駅のまん前にあって、駅前富士ということになる。富士山の溶岩に覆われ、頂上に唐破風屋根の石祠があるそうで、天狗や猿の像もある。高さ約8m、直径約30mと比較的大型の富士で、大正12 年の関東大震災で破損したが、碑によればご神体修築をしたようだ。他の富士塚も関東大震災では被災したところが多い。
つづく 
  
著者略歴
今井晴彦(株式会社サンプランナーズ代表取締役)
東京大学都市工学科卒。
都市計画コンサルタント会社を設立し、国内外の地域振興、都市計画、観光計画、まちづくり等を行っている。(株)アルメック技術顧問、諏訪市政策アドバイザー(非常勤)、全国路地のまち連絡協議会世話人、地域振興アドバイザー(国土交通省)などを務める 。
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