machinaka 街なか研コラム machinaka
 
緊急事態宣言: 協賛プロジェクト
「都内で登山」
コロナだ、オリンピックに熱中症、おまけに台風
それでもめげず都内で登山

 09:佐伯山
※このコラムにおいて「都内」とは、概ね23区の範囲を言います。
2021年夏 今井晴彦
佐伯山 所在地:大田区中央5−30−15 標高:25.1m
 
 西馬込駅から10 分少々、落ち着いた住宅地を歩いていくと、突然緑の山が出て来る。近寄ってみると、佐伯山緑地となっており、良く整備された園地があり、その奥に階段で上がる崖地がうっそうと木々に覆われて広がる。
 頂上まで階段を上がっていくと、何故か倉庫があって多少の広場となっていて、さらにその先は平坦なまま住宅地になっている。標高が25m以上ある台地が、標高8〜10m程度の平野部に突出していて、その突端が佐伯山という関係にある。

 
   この緑地には佐伯栄養専門学校があったのだが、2015 年に鎌田へ移転し、土地が大田区に寄贈されたものである。この緑地は通称佐伯山と称され、長年貴重な緑の森として守られてきた。
 栄養学校は世界最初の栄養学専門学校として、大正13 年に佐伯矩(さえきただす)博士が創立したものである。また佐伯博士はその前は国立栄養研究所の初代所長を務められた。栄養学校の卒業生に与えていた栄養士の称号がその後、国家資格になった。

 まさしく我が国の栄養学のメッカであった。
 
 
Google 
 
     
佐伯博士の胸像
つづく 
  
著者略歴
今井晴彦(株式会社サンプランナーズ代表取締役)
東京大学都市工学科卒。
都市計画コンサルタント会社を設立し、国内外の地域振興、都市計画、観光計画、まちづくり等を行っている。(株)アルメック技術顧問、諏訪市政策アドバイザー(非常勤)、全国路地のまち連絡協議会世話人、地域振興アドバイザー(国土交通省)などを務める 。
  都内で登山TOPへ
  街なか研コラムTOPへ